政治団体『衣浦暮らしを守る会』
活動内容
■刈谷市議会へ「広い世帯を対象とした防災訓練実施の陳情」を
提出しました。(24年5月)
南海トラフ地震や台風に備えて私たちにできること、不足していることを事前に把握できるような実体験型の防災訓練の実施を要望しました。
「実際の避難所はどうなっているの?」「赤ちゃんに母乳を与えられるスペースはあるの?」
「どのような仕切りになっているの?」「空き巣、暴漢、高額転売の被害にあわないようにするためには?」「土嚢ってどうやって使うの?簡素化できないの?」などあらかじめ現場を見て私たちが問題点を見つけていける仕組みを作れれば、受け身にならずに事前に対処できると思います。
陳情事項
(1) ペット同伴可能な指定の中学校などで避難所を設営して、仕切り、段ボールベット、授乳室、
ペット避難所などを実際の避難生活を体験して、市民と問題点の共有化を図れる内容での訓練
実施を要望します。
(2) 過去の震災トラブル事例を参考として、空き巣、暴漢、買い占め行為、高額転売などに対しての
周知活動や事前の対策訓練の実施を要望します。
(3) 水害対策で展開が容易な吸水性ポリマーを使用した土嚢やL字型止水版などを用意して事前訓練
の実施を要望します。
(4) 単身世帯向けマンションなどは回覧板や広報などが届かないので、SNSを活用した避難訓練の
周知を要望します。
■①愛知県道48号線などの緑化計画について調査(23年12月)
愛知県道48号線で街路樹が歯抜け状態で、跡地には雑草が茂っていました。
今後、県道の緑化が整備されるか管轄の知立建設事務所へ確認しました。
【緑化計画について回答】
かつて街路樹がありましたが、台風で倒木する危険性があったので4年前に撤去。
低木を植えたこともありますが、低木だと周りの雑草に負けて育たない結果になりました。
今後は同様な歩道では伸びきった雑草が交通の妨げになることからアスファルトで舗装していく予定。
時期は来年度から実施予定
■刈谷市の指定回収袋掛け用フック改修の陳情提出(23年11月)
刈谷市で使用されている資源ごみを捨てるための指定回収袋が半田市の河口まで流されているという情報もありましたのでごみの拡散、海洋プラスチック問題の視点で指定回収袋が外に飛ばされないような仕組みを刈谷市へ陳情しました。
【陳情内容】
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ゴミステーションに回収袋を吊り下げているフックにカエシをつけるなど風で飛ばされない仕組みにしてほしい。また、種類ごとに分けられるように6個用意してほしい。
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マンション等で管理するゴミステーションには補助金制度を導入してほしい。
【審議】
2024年3月の委員会で審議予定
【指定回収袋について】
刈谷市では無償配布される回収袋(PP製)を個人で管理しています。
しかし、ゴミステーションから飛ばされ、回収袋がごみとなってしまう現状があります。
写真は半田市市亀崎海浜緑地で回収された指定回収袋の一例。
半田市で清掃活動されている皆様からの情報と写真をご提供頂きました。
■刈谷市議会へ陳情提出(23年9月)
ゴミ拾い活動を通して刈谷市議会へ個人が気軽にゴミ拾いできる仕組みを陳情しました。
【内容】
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清掃活動などで拾った可燃物については指定ごみ袋から免除してほしい。
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既に刈谷市はごみ減量推進課から清掃活動で使用するごみ袋が配布されているが、町内会などが対象であり、配布枚数も1世帯1枚と個別活動には不向きであるので個人の活動も含めて支援してほしい。
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拾ったアルミ、スチール、ビンなどの不燃物は分別せず、「不燃ごみ」で一括してほしい。
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新たなボランティア用のごみ袋を作成するより、家庭から出るレジ袋をごみ袋として再利用できるよう、例えば袋に専用シールを貼ることで収集される仕組みを作って欲しい。
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拾った不燃ごみが素早く処理できるよう、回収場所を増やしてほしい。
【審議】
9月の刈谷市議会の福祉産業委員会で審議予定
■ボランティア専用ごみ袋について調査(23年4月)
札幌市では、ごみ拾い用については無償でゴミ袋が配布されているようです。
こういう無償の袋が普及すれば市民で清掃活動が気軽にできないでしょうか?
【ボランティア袋を無料でお渡ししています/札幌市 (city.sapporo.jp)】
【質問内容】
Q.1. 年間の予算を教えてください。
A1. 800~1,000万円
Q2. 年間の配布枚数を教えてください。
A2. 10リットル 30万枚 40リットル 70万枚
Q3. 配布している袋の種類を教えてください。
A3. 可燃と不燃の2種類です。
※ポイ捨てのゴミはリサイクル不向きなので不燃は一括される
Q4. 家庭ごみに使用するなど、目的外に使用されたケースはありますか?
A4. 若干数発生している。市民の通報で中身を確認して特定できるものを確認している。
Q5. 導入したことで市民の意識が向上したり、景観が良くなりましたか?
A5. 元々清掃ボランティアをしていた人向けに、ゴミ袋有料化の際に導入したものなので
変化については分からない。
大規模の清掃活動をしたときは、一般の袋を使用して札幌市が回収しに行く。
Q6. 今回の質問は公開しても良いですか?
A6. 問題ありません。
■エキノコックス対策調査(22年12月)
愛知県衛生研究所のホームページから確認
期間 : 令和4年4月~11月
検体数 : 101件
陰性 : 101件
陽性 : 0件
エキノコックス(多包条虫)調査-検査結果月報|愛知県衛生研究所 (pref.aichi.jp)
■災害時の物資や避難所に関する調査(22年10月)
刈谷市へ地震などの災害時の避難食などの物資や避難所の環境を問合せして
刈谷市から回答が得られましたので報告します。
(1)避難所の物資について
前回、避難食の数量を調査しました。(アルファ米など21.6万食)
今回は乳児向けの物資や段ボールベットや毛布の数量を問合せしました。
Q1. 乳児の粉ミルクやオムツ、離乳食の備蓄はありますか?
数量も教えてください。
A1. 粉ミルク 4,800食
オムツ 32,474枚
離乳食 1,584食を備蓄しています。
●何人分になるか試算しました
刈谷市の乳児(0~2歳) およそ2,100人
粉ミルク 4,800食÷8食÷3日=200人分
オムツ 32,474枚÷15回(平均?)÷3日=722人分
※乳児は多い日だと1日8回授乳。オムツは1日に15~20回交換。
Q2. 段ボールベットは備蓄していますか?
毛布の数量も教えてください。
A2. 段ボールベット 265台
毛布 48,490枚を備蓄しています。
(2)避難所生活でのプライバシー保護について
Q1. 避難所ではカーテンや仕切りなど空間を仕切られていますか?
A1. 段ボール製の間仕切りにより、区画を仕切ることを想定しております。
Q2. 男女で更衣室やトイレは区画されていますか?
また、女性が授乳できる場所はありますか?
A2. 男女別の更衣室・トイレ、授乳室等を確保できるよう努めることになっております。
なお、スペースが限られる場合は、避難所の状況を優先度を考慮し、設置を検討します。
Q3. その他、既にプライバシー保護されている対策があれば教えてください。
A3. さらに考慮が必要な場合は、避難所の状況を考慮し、発災後、施設管理者、市職員、
避難者で必要な対策を検討することになります。
(3)避難所(学校体育館)で空調が設置される予定について
Q1. 動力の供給が絶たれた場合、何日稼働できるものでしょうか?
また、災害時はどのように供給を手配される予定でしょうか?
A1. GHP(ガスヒートポンプ)方式で、都市ガスを主に使用しますが、仮に都市ガスの供給が
ストップした場合でも体育館横にプロパンガスのバルクタンクを設置していますので、
プロパンガスを使用することで3日間程度は空調運転を可能と見込んでいます。
また、今回設置する空調設備は電源自立型の室外機となっており、停電時でも
空調運転を開始し、発電した余剰電力で体育館の一部天井照明、
トイレへの廊下照明等をまかなえるよう災害に強い体制を整えてまいります。
プロパンガスの供給(補充)ですが、通常時はタンクの容量が50%以下となると、
自動で補充依頼がプロパンガス業者へ伝達される仕組みとなっていますので、
ご安心ください。
(4) 病気・ケガ・メンタル面について
A1. 避難所には病気やケガを診断してくれる人はいますか?
また、メンタルやストレス相談できる人はいますか?
Q1. 大規模な地震が発生した直後は、市内5カ所の医療救護所を立ち上げ、
重症度に基づいて、治療の優先度を決定して選別し、治療や搬送を行うことになります。
また、発災から概ね4日目以降を目途に医師・保健師等が避難所を巡回し、
健康状態の把握やの健康相談を実施する予定です。
お忙しい中、刈谷市役所の方にはご協力いただき、ありがとうございました。
■エキノコックス対策調査(21年12月)
刈谷市や知多半島の8市町、動物愛護センター、愛知県感染症対策課へ
愛知県内の野生動物に感染されたエキノコックスへの事前対策について調査
(得られた回答)
①エキノコックス対策方法
知多半島と西三河地区において愛知県感染症対策課と動物愛護センターと協力して
エキノコックスの虫卵検査と遺伝子検査の実施。
エキノコックスの陽性が確認された場合は記者発表にて注意喚起を実施予定。
今年度は108件の検査を実施して、陽性は確認されていません。
②エキノコックスの根絶について
北海道や海外においては、これまでに様々な対策がされているものの、
根絶された事例は把握されておりません。
③エキノコックス対策はどこが主導しているのか
愛知県感染症対策課が主導して知多半島の市町と協力して対策しています。